こちら を参照
以下のコマンドを実行する
build-all.bat <Platform> <Configuration>
引数 | 名前 | 値 |
---|---|---|
第一引数 | platform | "Win32" または "x64" |
第二引数 | configuration | "Debug" または "Release" |
build-all.bat Win32 Release
build-all.bat Win32 Debug
build-all.bat x64 Release
build-all.bat x64 Debug
以下のコマンドを実行する
build-sln.bat <Platform> <Configuration>
build-chm.bat
build-installer.bat <Platform> <Configuration>
build-sln.bat x64 Release
build-chm.bat
build-installer.bat x64 Release
Inno Setup の設定ファイルは拡張子が iss のファイルです。
iss ファイル | 意味 |
---|---|
sakura-common.iss | 共通ファイル。以下の2つのファイルからインクルードされます。 |
sakura-Win32.iss | Win32 用の iss ファイル |
sakura-x64.iss | x64 用の iss ファイル |
事前に以下にファイルを配置する。(build-installer.bat を実行すると以下のファイルの配置~インストーラのビルドまで行う。)
- installer/
- sakura/
- sakura.exe
- sakura_lang_en_US.dll
- bregonig.dll
- bsd_license.txt
- sakura.exe.manifest.x
- sakura.exe.manifest.v
- sakura.chm
- macro.chm
- plugin.chm
- sakura.exe.ini
- keyword/
- *.col
- *.dic
- *.hkn
- *.khp
- *.kwd
- *.otl
- *.rkw
- *.rl
- *.rule
- *.txt
- sakura/
以下のコマンドでインストーラをビルドします。(build-installer.bat に含まれます。)
"C:\Program Files (x86)\Inno Setup 5\ISCC.exe" installer\sakura-Win32.iss
→ installer\Output-Win32\ にインストーラが生成されます。
"C:\Program Files (x86)\Inno Setup 5\ISCC.exe" installer\sakura-x64.iss
→ installer\Output-x64\ にインストーラが生成されます。
インストーラーのデバッグについては、Inno Script Studioを利用してステップ実行できます。ただしデバッカーから実行した場合のインストーラーの挙動が不安定の為実際の動作確認については、生成されたインストーラーそのもののexeを実行し動作確認したほうが確実です。 ですのでInno Script Studioを使うのは主にPascalのスクリプトの挙動を確認する場合に用います。
Inno Script Studioは、Inno Setupのサイトより、innosetup-qsp-5.6.1-unicode.exeのインストーラーにてインストールするか、Inno Script Studioのサイトより直接ダウンロードしてインストールしてください
https://www.kymoto.org/products/inno-script-studio/downloads
(有志で日本語化のファイルも公開されています)
ただし現在、issファイルをインクルードしているとうまくブレイクポイントが有効にならないようなので、サクラエディタのissファイルのうち、sakura-x64.issまたは、sakura-Win32.issの作成したいインストーラのissファイル上2行をsakura-common.issの最初に挿入してからsakura-common.issにブレイクポイントを設定して実行してください。
英語版のインストーラーの挙動を確認する場合には、実行環境を英語モードにする必要があります。 お使いのPCの言語設定を英語に変更するか(こちら参考)、お使いのPCのリソースに余裕があれば、VirtualBOX等の仮想化ソフトウエアにて、開発用Windowsマシンを利用する方法もあります。 (覚書:この仮想PCのユーザのパスワードは「Passw0rd!」です)