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CusiはM5Stack MicroPython環境(UIFlow)向けのコマンドラインツールです。 M5Stackデバイスに対するファイルの読み書きが行えます。
- マルチプラットフォーム
- 単一のバイナリファイルで動作
- シリアルポートの一覧表示
- デバイス上のファイル/ディレクトリ一覧表示
- デバイスへのローカルファイルのアップロード
- デバイス上のファイルダウンロード又は表示
- デバイス上のファイル削除
- releaseページから
cusi-vN.N.N.zip
という形式の名前のファイルをダウンロードします。 (N
部分は数字に置き換えます 例:cusi-v1.0.0.zip
) - ダウンロードしたZIPファイルを展開します。
- 展開した中から使用している環境向けのコマンドファイル(
cusi
又はcusi.exe
)を見つけます。
Directory | Platform |
---|---|
darwin_amd64 |
Intel Mac |
darwin_arm64 |
Apple Silicon Mac |
linux_amd64 |
Linux (x86_64) |
windows_amd64 |
Windows (x86_64) |
ZIPファイルのダウンロード時、「危険なファイル」とWebブラウザが警告する場合があります。 安全性が気になる場合はGitHubからソースをダウンロードして(内容をレビューしてから)自身のGo環境でビルドしてください。
macOSではGatekeeperが開発元が未確認のアプリケーション実行をブロックします。
cusi
コマンドを実行したい場合は以下の手順を行なってください。
- Finderでコマンドファイルのあるフォルダを開きます。
- controlキーを押しながらコマンドファイルをクリック(又は右ボタンクリック)して、表示されたショートカットメニューから 開く を選択します。
- ダイアログボックスの 開く をクリックします。
- ターミナルが起動してコマンドが実行されます。実行後ターミナルの画面を閉じます。
- 一度コマンドが実行された後はお好きなターミナルアプリを使用してコマンドを実行できます。
最初にM5StackデバイスをUSBモードに設定し、コンピュータに接続します。
シリアルポートの一覧表示
$ cusi -l
/dev/cu.Bluetooth-Incoming-Port
/dev/cu.usbserial-XXXXXXXXXX
/dev/cu.wlan-debug
/dev/tty.Bluetooth-Incoming-Port
/dev/tty.usbserial-XXXXXXXXXX
/dev/tty.wlan-debug
接続には /dev/tty.usbserial-XXXXXXXXXX
を使用します。
XXXXXXXXXX
部分はデバイスごとに異なる16進数文字列です。
$ cusi /dev/tty.usbserial-XXXXXXXXXX
シリアルポートの一覧表示
$ cusi.exe -l
COMX
COMX
の X
部分は数字です。例えば COM1
, COM3
といった名前になります。
$ cusi.exe COMX
デバイスに接続されると入力を待つプロンプトが表示されます。
>
> ls
apps
blocks
boot.py
emojiImg
img
main.py
res
temp.py
test.py
update
> put /path/to/my_app.py apps/my_app.py
Uploading...
1234 / 1234 bytes
> ls apps
my_app.py
> exit
help
と入力するとより詳しい情報が表示されます。
> help
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