- 司エンジンはオリジナルのプログラミング言語「tsukasa言語」の実装系です。司エンジンは、リアルタイムに内部挙動を組み替えることの出来る「コード注入型ステートマシン」を特徴としたメッセージ指向のプログラミング言語で、デジタルゲームの開発に特化して設計されています。
- 司エンジンはrubyの内部DSLとして実装され、開発環境を含むフレームワークとして構成されています。
- 司エンジンはRuby用のDirectXゲームライブラリDXRuby上で動作しています。2017/1時点ではWindows専用になります。
- 司エンジンでは、tsukasa言語の他、ノベルゲームの開発に特化したスクリプト言語である「tksスクリプト」も使用できます。tksスクリプトは内部でtsukasa言語に変換されるので、ユーザーは必要に応じて2つの言語をシームレスに扱うことができます。
- ゲームで用いる全てのオブジェクトをみなし、単一のツリーに連結させている
- 画像、サウンドはもちろん、テキストウィンドウ内の文字一個にいたるまでオブジェクトとして管理しています。
- これによって、ゲームのあらゆる要素に対して一貫したアプローチで処理が可能です。
- 全てのオブジェクトをステートマシンとみなし、他のオブジェクトからリアルタイムにプログラムコードを注入することでステートマシンの内部挙動その物を組み替える。
- 注入されたプログラムコードは各オブジェクト内にスタックされ、逐次実行されます。複数のプログラムコードが注入された場合も、その全てがスタックされます。
- 処理されたプログラムコードは。自律的に自身を削除されか、あるいは次フレームの為に再度スタックされます。
- これらの挙動により、とかくステートマシンのコードが複雑になりがちなゲームプログラミングにおいて、シンプルなコーディングが可能になります。
- 全てのオブジェクトが自律的(疑似マルチスレッド的)に動作している。
- ゲームのように複雑な並列処理が必要とされるプログラムを平坦に記述できます。
#パッケージの入手とドキュメント
・実行環境がすべて収録されたパッケージは下記URLから取得してください。 http://someiyoshino.main.jp/file/tsukasa/tsukasa_engine_starter_kit_v2_2.zip
・ドキュメントは下記URLから取得してください。最新版は第3版第2刷になります(上記パッケージにも同梱されています)。 http://someiyoshino.main.jp/file/tsukasa/tsukasa_engine_guide_book_for_v2_2.pdf
・ソースコードはGitHub上で開発継続中です。 https://github.com/t-tutiya/tsukasa
#ファーストステップ
・スターターキットを展開したら、main_dev.exeを実行します。ランチャーが起動し、サンプルを実行できます。サンプルコードはscript/sampleフォルダに収録されており、コードと比較しながら挙動を確認できます。 ・first.rbが最初に実行されるスクリプトファイルになります。このファイルに司スクリプトを記述することでゲームを実装できます。
#フォルダ構成 司エンジン開発フォルダルート直下のフォルダとファイル構成は以下になります(ファイルについては最低限の物のみ説明しています)。
tsukasa/
main.exe ……実行ファイルです。ruby本体をラップしていて、実行するとTsukasa.rbを読み込んだ後、main.rbを実行します
main_dev.exe ……main.exeにデバッグモードが付与された物です。標準出力用のコマンドプロンプトウィンドウを表示します。
main.rb ……rubyのソースコードです。司エンジンの初期設定を行い、first.rbを司スクリプトとして実行します。
first.rb ……最初に実行される司スクリプトファイルです。初期状態では"./script/demo.rb"を読み込みます。このファイルを書き換えることで、任意の司スクリプトを実行できます。
rakefile ……rake用のスクリプトです。現在はユニットテストを実行するspecタスク/testタスクのみを提供しています。
.rspec ……RSpecの実行時オプション格納ファイル
GemFile ……Bundler用のインストールパッケージ記述ファイル
GemFile.lock ……Bundlerで使用
README.md ……readmeファイル。概要と更新履歴を収録。
init.rb ※内部で使用
Ayame.dll ※Rubyで使用
LIBEAY32.dll ※Rubyで使用
libffi-6.dll ※Rubyで使用
msvcrt-ruby220.dll ※Rubyで使用
script/ ……司スクリプト/tksスクリプトを格納するフォルダです。ゲームで使用されるスクリプトを配置することを想定としています。
sample/ サンプルコードが収納されています。
demo.rb ……サンプルコードのランチャーです。
block/ ……ブロック崩しゲーム
demo_game/ ……ノベル脱出ゲーム
jump_action/ ……ジャンプアクションゲーム
nomaid/ ……野メイド
sample/ ……サンプルコード群
doc/ ……ガイドブックとドキュメントを格納するフォルダです。
datastore/ ……セーブデータなど保存を想定しているフォルダです。初期状態では空です。
plugin_control/ ……カスタムコントロール用のrubyファイルを格納するフォルダです。このフォルダに配置された.rbファイルは自動的にrubyプログラムとして読み込まれます。
HorrorTextShader.rb ……カスタムシェーダーサンプル
plugin_script/ ……ユーザー定義コマンド用の司スクリプトを格納するフォルダです。このフォルダに配置された.rbファイルは自動的にtsukasa言語として読み込まれます。
default_script.rb ……Ruby/DXRubyのラッパーコマンド群
helper_script.rb ……tsukasaのラッパーコマンド群
text_layer_script.rb ……TextPageのヘルパーコマンド群
resource/ ……画像ファイルや音声ファイルの格納を想定したフォルダです。サンプルで使用するファイルが収納されています。
char/ ……立ち絵画像
Fonts/ ……プリレンダ済みフォント
icon/ ……アイコン画像
music/ ……BGM
rule/ ……トランジション用ルール画像
system/ ……司エンジンのrubyソースコードが格納されています。
Tsukasa.rb ……司エンジンを構成する最低限のコードを読み込みます。
lib/ ※Rubyで使用するシステムフォルダ。
spec/ ……ユニットテスト(Spec)用のrubyソースコードが格納されています。
test/ ……ユニットテスト(Minitest)のrubyソースコードが格納されています。
tools/ ……司エンジンをサポートする外部ツールが格納されています。
FontDataMaker.rb ……TrueTypeフォントデータを司エンジンで使用できるプリレンダフォントデータに変換します。
ConvertFont.rb ……FontDataMaker.rbの内部で使用しています。
#更新履歴
##v2.2(2017/2/14)
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フォルダ構成 ・プラグインフォルダをネイティブファイルのフォルダとスクリプトファイルのフォルダに分離した
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ビルド関連
- Bundler環境を整備
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ユニットテスト関連
- RSpec環境を整備
- テスト実行用のRakeFileを配置
- テストコードの命名ルールを設定
-
内部ロジック
- カスタムコントロールのメソッド定義インターフェイスを変更
- DXRubyオブジェクトをinitialize時に互換オブジェクトに差し替えられるようにした
-
サンプル
- ブロック崩しゲームをサンプルに追加
- カスタムシェーダーサンプルを更新
-
default_script.rb
- 内容を整理
- 追加
- GC_GARBAGE_COLLECT
- GC_ENABLE
- GC_DISABLE
- GC_LATEST_GC_INFO
- GC_STATUS
- 廃止
- PAD_ARROW
- WINDOW_STATUS
- SCREEN_MODES
- FULL_SCREEN
- MOUSE_WHEEL_POS
- INPUT_MOUSE
-
helper_script.rb(utility_script.rbから改名)
- ファイル名を変更し、内容を整理。
- _CHAR_IMAGE_の引数をpathから_ARGUMENT_に変更
- _TEXT_WINDOW_のフラグを管理する専用のDataコントロールを用意
- _TO_IMAGE_で生成するImageコントロールのサイズ指定を必須とした
-
Controlコントロール
- _END_FRAME_コマンドの名称を_HALT_に変更
- NEXT/_BREAK_コマンドにブロックを付与できる仕様を廃止
- _SEND_コマンドで設定したプロパティの値をブロック内で利用できるようにした
- _SCOPE_コマンド廃止
- _LOAD_NATIVE_コマンド廃止
- _SERIALIZE_コマンドにcontrolオプションを追加
- _ALIAS_のオプション名をnew/oldからnew_name/original_nameに変更(newが紛らわしいため)
- command_listプロパティを廃止(ドキュメントには元々記載無し)
- child_indexプロパティ廃止
- (内部処理)exitプロパティを読み出し専用に変更(元々ドキュメントにはない)
- (内部処理)Control#unshift/push_command_arrayメソッドを追加
- (内部処理)Control#updateメソッドのインターフェイスを変更
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Windowコントロール
- 継承元をClickableLayoutに変更
- Window.caption/bgcolor/icon_path/cursor_type/full_screen/screen_modes/mouse_wheel_pos/inactive_pause/mouse_offset_x/mouse_offset_yプロパティ追加
-
Drawableモジュール(旧Drawableコントロール)
- モジュールに変更
- shaderプロパティをDXRuby::Shaderを直接保持する形式に変更
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Layoutableモジュール(旧Layoutableコントロール)
- モジュールに変更
- width/height/float_x/float_y/align_x/align_y/offset_x/offset_yプロパティ廃止
- check_float/check_alignメソッド廃止
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Clickableモジュール
- 新規作成(旧ClickableLayoutコントロールから実装を移動)
- collision_shapeプロパティをshapeに改名
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ClickableLayoutコントロール
- Clickableモジュールをインクルードする形式に変更
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Imageコントロール
- _PIXEL_コマンドのブロック引数名を_ARGUMENT_からcolorに変更
- _DRAW_コマンドの第1引数をコントロールへの相対パスに変更
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TileMapコントロール
- _MAP_STATUS_コマンドのブロック引数名を_ARGUMENT_からstatusに変更
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Inputコントロール
- パッド番号をpad_codeプロパティで決定する形式にした
- x/yプロパティ追加
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RuleShaderコントロール
- Shaderクラスを継承する形に変更し、RuleTransition.rbに改名
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Shaderコントロール
- 新規追加
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TextPageコントロール
- CHAR_RENDERER/CHAR_WAIT/_LINE_WAIT_コマンドブロックを初期値として設定できる仕様を廃止(ドキュメントには元々記載無し)
- use_image_font/image_face初期化プロパティ廃止(ドキュメントには元々記載無し)
- _INSERT_CHAR_IMAGE_コマンド追加
- _CHAR_コマンドの名称を_INSERT_CHAR_に変更
- _CHAR_COMMAND_の名称を_INSERT_COMMAND_に変更
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pluginフォルダ
- HorrorTextShader.rb追加
##v2.1(2016/12/23)
-
main.rb処理
- 初期設定をmain.rb上で構築するように変更
- Dataコントロール:TEMP/:LOCAL/:_SYSTEM_追加
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ファイル構成
- requireの依存関係を整理
- ファイルインクルードを統合するTsukasa.rbを作成
- ppを司エンジンの必須ライブラリから外した
- 削除
- bootstrap_script.rb
- config.rb
- text_layer_script.rbを新設しtksパーサー関連スクリプトを整理
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テスト
- テストコード構築中
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司スクリプト
- インラインデータ記法を廃止(パーサーには残っている)
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default_script.rb
- requested_closeコントロールを廃止
- _CHECK_INPUT_ユーザー定義コマンドをControlから移動
- _CHECK_MOUSE_ユーザー定義コマンドをClickableLayoutから移動
- 追加
- SYSTEM_SAVE
- SYSTEM_LOAD
- LOCAL_SAVE
- LOCAL_LOAD
- QUICK_SAVE
- QUICK_LOAD
- 削除
- MOUSE_ENABLE
- CHECK_REQUESTED_CLOSE
-
_SYSTEM_環境変数
- 環境変数を仕様から廃止したため、以下の全環境変数を廃止
- PAD_NUMBER
- SAVE_DATA_PATH
- SYSTEM_FILENAME
- LOCAL_FILENAME
- QUICK_DATA_FILENAME
- MOUSE_OFFSET_X
- MOUSE_OFFSET_Y
- MOUSE_POS_X
- MOUSE_POS_Y
- PLUGIN_PATH
- CURSOR_VISIBLE
- PAD_NUMBER
- 環境変数を仕様から廃止したため、以下の全環境変数を廃止
-
Controlコントロール
- _CHECK_のdatastoreプロパティ廃止
- _GET_の各要素の取得先コントロール名と格納名を指定できるようにした
- 単体でルートコントロールになれるように実装を更新
- SCRIPT_PARSER/_LOAD_NATIVE_をWindowからControlに移動
- _SERIALIZE_追加
- _CHECK_INPUT_をユーザー定義コマンドに移動
- _INCLUDE_コマンドの簡易記法を廃止
- SET/CHECKの第1引数をコントロールパスに変更
- _RESIZE_をClickableLayoutに移動
- _PUTS_の仕様を更新
- _INCLUDE_コマンドのforceオプションを廃止。これに伴い_TEMP_環境変数で保持していた_LOADED_FEATURES_を廃止。
-
Windowコントロール
- Window#mouse_x/mouse_yプロパティを読み出し可能に変更(暫定処置)
- 派生元をClickableLayoutクラスに変更
- ファイル名をTsukasa.rbからWindow.rbに変更
- Window#mouse_enableプロパティ追加
- _RESIZE_コマンドで実ウィンドウのサイズが変わるように修正
- 終了判定をrootコントロールのexitプロパティを見て判定する形式に変更
- close/close?メソッドを廃止
- auto_closeプロパティ追加
- _CHECK_REQUESTED_CLOSE_をユーザー定義コマンドから移動
- 廃止
- SAVE
- LOAD
- QUICK_SAVE
- QUICK_LOAD
-
ClickableLayoutコントロール
- _CHECK_MOUSE_での安定を汎用_CHECK_での判定に変更
- _CHECK_MOUSE_をユーザー定義コマンドに移動
- _RESIZE_をControlから移動
-
TextPageコントロール
- _TEXT_コマンドの簡易記法を廃止
-
Dataコントロール
- 新規追加
-
Inputコントロール
- 新規追加
- 第1引数でパッド番号を指定出来る様にした
##v2.0(2016/08/28)
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司スクリプト記法の変更
- コントロール送信文を廃止
- 付与ブロックの引数をキーワード引数のみに限定し、第1引数を廃止
-
Window(旧:Tsukasa)
- コントロール名/ファイル名を変更
- デフォルトid廃止
- mouse_x/yプロパティを書き込み専用に変更
- SCRIPT_PARSER file_pathオプションをpathに改名
-
Control
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ALIAS 追加
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CHECK_INPUT 追加
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CHECK_BLOCK 追加
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DEFINE_PROPERTY 追加
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DEBUG_TREE 追加
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DEBUG_PROP 追加
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DEBUG_COMMAND 追加
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DEBUG_TEMP 追加
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DEBUG_LOCAL 追加
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DEBUG_SYSTEM 追加
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YIELD 引数が設定できるようにした。
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DELETE 第一引数で削除するコントロールをパス指定出来るようにした
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INCLUDE/PARSE file_pathオプションをpathに改名
-
CHECK
- upperをoverに改名
- ブロックが引数を受け取らないように変更
- count/child_exist/child_not_exist/null/not_null条件項目を廃止
- キー入力関連の条件項目を廃止し、_CHECK_INPUT_に移動
- requested_close条件項目を廃止し、_CHECK_BLOCK_に移動(その際systemオプションの名称をmouseに変更し、内部のキーもmouse_push/mouse_down/mouse_up/right_mouse_down/right_mouse_push/right_mouse_upをそれぞれpush/down/up/right_down/right_push/right_upに変更
-
MOVE/PATH
- 第1引数の仕様を変更
- _OPTIONS_オプションを廃止。
-
LOOP
- 条件判定を受け付ける仕様廃止
- 第一引数でカウンタを指定するように変更
- 現在のカウント値をブロック引数で取れるようにした
-
STACK_LOOP 廃止
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WAIT 廃止(仕様を更新し、ユーザー定義コマンドに変更)
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-
Char(旧:CharControl)
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コントロール名/ファイル名を変更
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image_pathプロパティを追加
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CLEAR 追加
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-
Image(旧:ImageControl)
-
コントロール名/ファイル名を変更
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file_pathプロパティをpathに改名
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初期化時のみentityを設定出来ていた仕様を廃止
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DRAW 追加
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-
DrawableLayout(旧:RenderTargetControl)
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コントロール名/ファイル名を変更
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LINE 追加
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BOX 追加
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CIRCLE 追加
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TEXT 追加
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-
TextPage(旧:TextPageControl)
- コントロール名/ファイル名を変更
- character_pitchの誤字を修正
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TileMap(旧:TileMapControl)
- コントロール名/ファイル名を変更
- SET_TILE file_pathオプションをpathに改名
- SET_TILE_GROUP file_pathオプションをpathに改名
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Layoutable(旧:LayoutableControl)
-
コントロール名/ファイル名を変更
-
ユーザーが直接生成できないように変更
-
TO_IMAGE 廃止
-
-
Drawable(旧:DrawableControl)
- コントロール名/ファイル名を変更
- ユーザーが直接生成できないように変更
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RuleShader(旧:RuleShaderControl)
- コントロール名/ファイル名を変更
-
Sound(旧:SoundControl)
- コントロール名/ファイル名を変更
- file_pathプロパティをpathに改名
-
Layout(旧:LayoutControl)
- コントロール名/ファイル名を変更
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ClickableLayout(旧:ClickableLayoutControl)
- コントロール名/ファイル名を変更
- CHECK_MOUSE 追加し、衝突判定を_CHECK_から分離(その際、cursor_move条件項目を廃止)
- cursor_offset_x/yプロパティ廃止
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標準ユーザー定義コマンド(default_script.rb)
- INSTALL_PRERENDER_FONT 追加
- INSTALL_FONT 追加
- IMAGE_REGIST 追加
- IMAGE_DISPOSE 追加
- CHECK_REQUESTED_CLOSE 追加
- ラベルのヘッダーフッターを廃止
-
ユーティリティーユーザー定義コマンド(utility_script.rb)
- WAIT 追加
- TO_IMAGE 追加
- BUTTON_BASE 追加
- TEXT_BUTTON _BUTTON_BASE_ベースで実装し直しインターフェイスを刷新
- IMAGE_BUTTON _BUTTON_BASE_ベースで実装し直しインターフェイスを刷新
- _TEXT_WINDOW_修正
- 実行時に付与ブロックがある場合に実行するようにした
- 初期化パラメーターを全てTextPageに委譲するようにした
- _CHAR_SET_追加
- _CHAR_RUBI_追加
- _CHAR_IMAGE_追加
- CHECK_ARRAY_INCLUDE 追加
-
データストア
- _TEMP_でカーソルの絶対座標と前フレームからの相対座標を取得できるようにした
-
定数定義
- ファイルConstant.rbを導入し、以下のDXRuby定数を司エンジン上で再定義した。
- キーコード定数
- マウスボタン定数
- パッド定数
- マウスカーソル定数
- 色定数
- ファイルConstant.rbを導入し、以下のDXRuby定数を司エンジン上で再定義した。
##v1.2.1p9(不明)
- 条件項目upperをoverに変更
- ドキュメント更新
##v1.2.1p8(2016/05/18)
- float_xの:bottomオプション廃止
- float_yの:leftオプション廃止
- float_x/yの初期値をnilに統一
- ImageControl#_TEXT_の引数x/yに初期値0を設定。
- サンプルコード更新
v1.2.1p7(2016/05/16)
- テキスト関連の初期設定を更新
- 袋文字/影文字をデフォルトでオフに変更
- 影文字の初期オフセットを[0,0]から[8,8]に。色を[255,255,255]に
- _TEXT_WINDOW_でedgeの有無指定を可能に
- _SEND_に設定した引数をハッシュで受け取れるようにした。
v1.2.1p6(2016/05/14)
- TextPageControl#charctor_pitchプロパティの初期値を0に変更
- _TEXT_WINDOW_の袋文字オプションをデフォルトでfalseに変更
##v1.2.1p5(2016/05/13)
- bugfix
##v1.2.1p4((2016/05/13)
- _TEXT_WINDOW_コマンドの描画順を1000000に統一
- コントロールのセンタリングの設計を更新 ・align_xプロパティを追加 ・align_x:にright/centerを設定可能に更新 ・align_y:にbottom/centerを設定可能に更新
##v1.2.1p3(2016/05/10)
- RETURN/NEXT/_BREAK_に付与ブロックを追加
##v1.2.1p2(2016/05/09)
※今回からDXRuby v1.4.4以降対応になります。
- Fontのauto_fitting(DXRuby1.4.4昨日)に対応
- 条件項目にunder/upperを追加
- CharControlのcharに値を代入した場合、無条件でto_sが実行されるようにした。
- resouseフォルダに仮配置のテキストファイルを配置
- サンプルコード更新
##v1.2.1p1(2016/05/08)
- サンプルコード更新
##v1.2.1(2016/05/02)
-
ファイル構成
- colorkey_control.rbを削除
- サンプルコードの追加
-
Control
- 無名コントロールのidに"Anonymous_"を付与するのを廃止
- WAIT/MOVE/_PATH_の付与ブロックを_BREAK_で抜けられるようにした
- マウスボタンクリック系の仕様を更新
- system: key_down/upをmouse_down/upに改名
- system: mouse_pushを追加。mouse_downの仕様を変更
-
ImageControl
- entityプロパティ追加
-
TextPageControl
- _CHAR_COMMAND_コマンドを追加
-
TileMapControl
- _ADD_TILE_GROUP_で開始タイル番号を指定できるようにした
- ADD_TILE/ADD_TILE_GROUP_を_SET_TILE/_SET_TILE_GROUP_に改名
-
ClickableLayoutControl
- colorkey_id/colorkey_border追加。これに伴いcolorkeyを廃止
- cursor_x/cursor_yの値が正しく更新されないバグを修正
- mouse: key_down系をkey_pushに変更&key_down系を追加
- key_right_up_outをright_key_up_outに変更(誤字)
-
RenderTargetControl ・枠線表示機能を削除
-
ユーザー定義コマンド
- _WINDOW_STATUS_にbgcolorプロパティを追加
- _INPUT_UPDATE_を廃止
- _WAIT_FRAME_をグローバルユーザー定義コマンドに
##v1.2.0(2016/4/1)
-
司スクリプト
- データストアへの簡易アクセスできる仕様を廃止
- controlをブロック引数で取得できる仕様を廃止
-
クラス構成
- Layoutable/DrawableモジュールをControl派生クラスLayoutableControl/DrawableControlに変更
- ClickableモジュールをLayoutControl派生クラスClickableLayoutControlに変更
- TileMapControlの継承元クラスをRenderTargetControlに変更
- CharaControlの継承元クラスをDrawableControlに変更
-
Control
- プロパティ
- child_index追加
- child_update(子コントロール更新フラグ)追加
- SEND
- 第1引数を設定しない場合、自コントロールを対象とするように変更
- interruptオプションを追加
- 特殊コントロールID:ROOT/:_PARENT_を対応
- _SEND_ALL_コマンドを追加
- _SEND_ROOT_コマンド廃止
- _SET_OFFSET_コマンドを追加
- _GET_のインターフェイスを刷新
- 指定した値はブロック経由で参照する形式に変更
- _RESULT_を廃止
- MOVE/_PATH_の仕様を更新
- 移動が終わるまでウェイトをかけ、実行中はブロックが実行されるように変更 *optionプロパティ名を_OPTION_に変更
- 無効のeasingオプションが設定された場合:linerに差し替えるように修正
- _INCLUDE_で多重読み込みを抑制する処理を追加:forceオプションを追加
- 条件判定
- コントロールプロパティの比較を可能にした
- パッドボタン判定を追加
- childをchild_existに変更
- child_not_existを追加
- _DEBUG_変数削除
- デフォルト設定を廃止
- プロパティ
-
LayoutableControl
- width/heightの初期値を1に変更
- _TO_IMAGE_をLayoutableControlに移動
-
DrawableControl
- visibleプロパティをLayoutableControlから移動
- entityを非プロパティ化した
- 未使用プロパティreal_width/real_heightを廃止
-
ImageControl
- LINE/BOX/CIRCLE/TRIANGLE/TEXT/FILL/CLEAR/PIXEL/_COMPARE_コマンドを追加
-
CharControl
- 空文字列を受けた時、widthを1とした
- 縁文字のオフセット処理他を廃止した
- charactorプロパティをcharに改名
-
Tsukasa
- cursor_x/cursor_yはmouse_x/mouse_yに改名(ハードの絶対値を取得/設定する)
- SAVE/LOAD/_LOAD_NATIVE_コマンドをControlからTsukasaに移動
- SYSTEM/LOCAL/_TEMP_をTsukasaからしか取得できないように変更
-
ClickableLayoutControl
- 条件判定にcursor_on/offを追加
- mouse_pos_x/yを読み取り専用プロパティcursor_x/yに変更(相対座標)
- 読み取り専用プロパティcursor_offset_x/cursor_offset_yを追加
-
TileMapControl
- SET_IMAGE/SET_IMAGE_MAPPING/SET_TILE_コマンドを、ロジックを修正した上で_ADD_TILE/ADD_TILE_GROUP/_MAP_STATUS_に改名
- サイズ初期値を32,32に設定
- 画像共有しないをデフォルトとした(キャッシュ機構が不完全なため)
-
標準ユーザー定義コマンド
- ファイルダイアログ関連:OPEN_FILENAME/SAVE_FILENAME/FOLDER_DIALOG
- ウィンドウ操作関連:RESIZE/FULL_SCREEN/RUNNING_TIME/SCREEN_MODES(組み込みコマンドから変更)/FPS
- ウィンドウ情報取得:WINDOW_STATUS(cursor_type/caption/icon_pathをtsukasaから集約)
- インターフェイス操作関連:INPUT_UPDATE/MOUSE_WHEEL_POS/PAD_ARROW(_PAD_コマンドから変更)/PAD_CONFIG/CURSOR_VISIBLE(また、cursor_visibleプロパティをシステム変数に変更)
- _CAPTURE_SS_を組み込みから変更
- _LABEL_の内部変数を変更(ロジックも刷新)
- _CURSOR_VISIBLE_を_MOUSE_ENABLE_に改名
- button/TextButton/TextWindowを_IMAGE_BUTTON_/TEXT_BUTTON/_TEXT_WINDOW_に改名
- pause/line_pause/end_pauseを_PAUSE_/LINE_PAUSE/_END_PAUSE_に改名
##v1.1.0(2016/1/8)
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Controlクラス
- 追加コマンド
- LOAD_NATIVE:ネイティブrubyコードの読み込み。
- NEXT_LOOP:_LOOP_の特殊版
- PARSE:tks/司スクリプトをパースする
- QUICK_SAVE / QUICK_LOAD :クイックセーブ/ロードを実現するメカニズム。
- 追加条件判定項目
- command_stack / not_command_stack(旧command)
- システム全体の判定を行うsystemを追加。
- key_down/key_up/right_key_down/right_key_up
- block_given/requested_close(mouseから移動)
- 機能追加/変更
- _TO_IMAGE_コマンド:任意の拡大率でImageControlを作れるようにした
- _YILED_コマンド:付与ブロック無しに呼びだされた場合は例外で落とすようにした
- _INCLUDE_コマンド:任意のparserクラスをオプションで指定できるようにした
- 条件判定で単一要素を渡す際に、[]で囲まなくても良いようにした。
- _PARSER_データストア追加
- 追加コマンド
-
TextPageControlクラス
- 文字間待機、行間待機をユーザー定義関数で定義する形式に変更
- 文字レンダラをユーザー定義関数で定義する形式に変更(それに伴い_CHAR_RENDERER_コマンドを削除)
- TextPageControlのwait_frame/line_feed_wait_frame各プロパティを廃止。
-
ImageControlクラス
- SAVE_IMAGE(ImageControl):ImageControlを画像保存する
-
司スクリプト
- TEMP/SYSYTEM/_LOCAL_の各データストアをスクリプト上から直接参照できるようにした。
- データストア_TEMP_/LOCAL/SYSTEM_にそれぞれ_T/L/_S_の短縮名を用意した
-
標準テキストウィンドウ
- 構造を簡略化し、背景画像を廃止した。
- 左クリックでウェイトスキップされるようにした。
- ページ送りアイコンの表示にend_page/epユーザー定義コマンドを用いる物とした(これにともないpage_pauseを廃止)
- スキップ時にクリック待ちアイコンを表示しないように修正
- ユーザー定義コマンド追加
- SEND_TO_ACTIVE_LINE:テキストウィンドウのアクティブ行にコマンドを送信する
-
追加ユーザー定義コマンド
- LABEL:既読フラグ管理機能(これに伴いlabel組み込みコマンドを削除)
- CAPTURE_SS:組み込みからユーザー定義に変更
-
サンプルコード
- ランチャーを用意
- 既読フラグ管理のサンプルコードを追加
- シリアライズのサンプルコードを追加
- サンプルゲームにあおいたくさんの「野メイド」移植版を追加
##v1.0.0(2015/12/24) 1stリリース
#謝辞
・サンプルのコードやリソースデータは以下の方々に提供して頂きました。提供していただきました。ありがとうございました。 ・ページ送りアイコン、背景、テキストウィンドウ:BA2さん ・キャラ画像:Wednesdayさん(https://twitter.com/wednesday1029) ・音源ファイル:あおいたくさん(https://twitter.com/aoitaku) ・カスタムシェーダーサンプル:鳴海つかささん(https://twitter.com/kiku_masa_mune) ・野メイド/ブロック崩しサンプルゲーム:あおいたくさん(https://twitter.com/aoitaku)